この記事では海外レンタルサーバーの選び方と個人的におすすめのHostGator(ホストゲーター)をご紹介します。
越境ECサイト(海外向け通販サイト)など、海外の人をターゲットとしたサイト作りをされる方に特におすすめの記事です。
この記事の最後ではHostGatorのお得な60%off割引クーポンコードもご紹介しています。
海外レンタルサーバーを利用する理由
日本人がわざわざ海外レンタルサーバーを利用する理由は次の3つだと思います。
- 海外の人をターゲットとしたサイト作りのため
- アダルトサイト作りのため
- サーバーがハイスペックなのに安価なため
この中で、今回は私自身が越境ECサイト(海外向けの通販サイト)を構築するにあたり最適なサーバー選びを行った結果をシェアしますので、海外向けの情報発信に的を絞ってお伝えしていきます。
アメリカのレンタルサーバーを利用するのが無難
海外向けの情報発信を行う場合、日本国内向けサイト制作と大きく異なることの1つがサーバーの選定です。
日本から遠い国であればあるほど複数の国を経由するため、十分なデータ転送容量が確保されず、しばしば遅延するケースが見られます。
せっかくサイトをクリックしてもらえても、サイト表示が遅いとユーザーはイライラして、すぐに離脱してしまいます。
また政治的な事情から、中国向けの情報発信については特別な対応が必要です。
もし中国を情報発信の対象から除外できるのであれば、海外向けサイトのサーバーは、世界各国との回線の安定性から、アメリカのサーバーを利用するのがもっとも無難です。
海外レンタルサーバーを選ぶ際のポイント
今回アメリカのレンタルサーバーを選ぶにあたり重視したポイントは次の6つです。
- 料金
- スペック
- 独自ドメインを利用できるか
- ワードプレス(WP)のインストールが簡単か
- 常時SSL化ができるか
- サポートや情報が充実しているか
そして最終的に選んだのがHostGatorになります。
複数のレンタルサーバーを比較していて気づいたことは、一見すると基本料金は安い会社が見つかっても、常時SSL化などの機能の利用には追加料金が発生し、結果的には合計金額が他社よりも高くなる場合が多かったことです。
その点HostGatorなら、全ての必要な機能を満たしても約5ドル(月額)、3年間など長期間契約を選んだ場合は約3ドル(月額)で済みます。
日本の「ロリポップ」のような格安レンタルサーバー並の価格で、「エックスサーバー」のような高機能レンタルサーバーを利用できる感覚です。
また情報量については各社に極端な差がありました。
トラブルが発生した場合、やはりインターネットで調べたときの情報量が重要になります。
検索していただければ分かりますが、HostGatorは英語でも日本語でも情報量が圧倒的に多いです。
おすすめ海外レンタルサーバー3社を徹底比較
色々な海外レンタルサーバーを比較した結果
- HostGator
- Bluehost
- WebHostingPad
の3社まで絞り込みを行い、最終的にHostGatorを利用することにしました。
そこで上記3社の特徴をご紹介していきます。
HostGator | Bluehost | WebHostingPad | |
---|---|---|---|
料金 | 安 | 安 | 激安 |
スペック | 高 | 普 | 高 |
独自ドメインの利用 | ◯ | ◯ | ◯ |
WPの簡単 インストール |
◯ | ◯ | ◯ |
常時SSL化 | ◯ | ◯ | ◯ *別途料金 |
24時間年中無休サポート | ◯ | ◯ | ◯ |
情報量 | 多 | 普 | 少 |
日本語対応 | △ | × | △ |
アダルト | ◯ | × | ◯ |
返金保証 | 45日 | 30日 | 30日 |
個人的評価 | 100点 | 83点 | 80点 |
料金
料金はWebHostingPadが1.99ドル(月額)からで激安です。
HostGatorとスペックはあまり変わらないにも関わらず、WebHostingPadが驚くほど安く料金設定をしているのは、新しい会社なので顧客獲得の目的もあるかと思います。
ただしWebHostingPadではSSL証明書は無料発行されません。
そのため今では必須の設定と考える常時SSL化を行うためには、追加料金を支払うか、7.99ドル(月額)の上位プランを選択する必要があります。
その点HostGatorなら2.75ドル(月額)から一通りの機能が無制限に利用でき、アダルトサイトも対応可なので、日本のレンタルサーバーと比較すると圧倒的にコストパフォーマンスが高くなっています。
Bluehostも2.95ドル(月額)から一通りの機能が利用できますが、一部の機能に対して上限値が設けられており、アダルトサイトでの利用は禁止されています。
スペック
HostGatorとWebHostingPadは、ディスク容量やマルチドメイン、MySQLなど一通りの機能が無制限で利用できます。
Bluehostは一部の機能に対して上限値が設けられており、無制限での利用を希望する場合は上位プランを選択する必要があります。
独自ドメインの利用
3社とも独自ドメインの利用が可能です。
なお各サーバーで契約手続きをする際にドメインを取得することもできますが、ドメイン代はあまり安くなく、「.com」ドメインで12.95ドル(約1500円)します。
またWhois Privacy (情報代理公開)も有料だったり、そもそも代理公開できなかったりします。
そのため個人的には「お名前.com」や「ムームードメイン」などの国内レジストラでドメインを取得されることをおすすめします。
例えば「.com」ドメインも1160円とお得ですし、日本語なので管理もしやすいです。
ワードプレスの簡単インストール
ワードプレスのインストールに関しては、3社ともワンクリックで簡単にインストールできるようになっています。
常時SSL化について
HostGatorとBluehostでは基本料金に無料SSL証明書が含まれているので、追加料金なしで常時SSL化ができます。
しかし前述の通り、WebHostingPadではSSL証明書は無料発行されず、追加料金を支払うか、7.99ドル(月額)の上位プランを選択する必要があります。
サポート体制
3社とも24時間年中無休でサポート体制が整えられています。
チャットやメール、電話など相談手段は複数あります。
ただし今回の情報収拾の過程で、Bluehostのサポート対応が悪いという口コミが散見されました。
情報量
トラブルが発生した場合には、サポートを利用するのもいいですが、インターネットで調べたときの情報も重要になります。
特に言語の壁があるので、英語が苦手な場合には、日本語での情報量が重要になってきます。
その点、検索していただければ分かると思いますが、HostGatorは日本人利用者が多いということもあり、情報量は圧倒的に多いです。
また英語での情報量も多く、利用者による解説動画もYouTubeに多くアップされているので、たとえ英語が苦手でも、動画を見ながら操作内容を理解することもできます。
WebHostingPadに関しては、日本人への知名度がまだ低いこともあり情報量は少なめです。
日本語対応
HostGatorとWebHostingPadでは、cPanel(サーバー管理画面)のみ日本語対応されています。
ただし肝心の内容部分は全て英語のみなので、3社とも特に差はないと言えます。
アダルトサイト
Bluehostではアダルトサイトは禁止されています。
一方、HostGatorとWebHostingPadはアダルトサイト対応可です。
アメリカに設置されたサーバーなのでアメリカの法律の範囲内で運営できます。
ただしアダルトコンテンツの作成、アップロードといった行為は日本で実施することになるので、その行為に対しては日本の法律が適用される可能性があります。
私も法律の専門家ではないため、自己責任で確認をお願いします。
返金保証(お試し期間)
HostGatorは45日間、BluehostとWebHostingPadは30日間の返金保証期間があります。
そのため、いずれのサーバーも安心して使い始めることができます。
ご利用ください。さらに安くなるクーポンコード
以上、各特徴を比較検討した結果、私はHostGatorを利用しています。
同スペックの日本のレンタルサーバーと比較すると、HostGatorの料金はかなり安いですが、以下のクーポンコードを使用すると、さらに安くなります。
eworld60off
60%offとかなりお得なので、よろしければご利用下さい。
なおクーポンコードの使用方法も含め、HostGatorの申し込み方法は「HostGatorの申し込み方法」にて分かりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。