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名探偵ポワロ(Agatha Christie’s Poirot)を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

海外ドラマを観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching international TV dramas with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『名探偵ポワロ(Agatha Christie’s Poirot)』です。

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『名探偵ポワロ』の概要

第一次大戦後のイギリスでは、ベルギー人の探偵が「灰色の脳細胞」を働かせていました。

エルキュール・ポワロ、自称「知らぬ者のない名探偵」はプライドが高く、非常に神経質、そしてグルメ。

小柄で、恰幅の良い姿、訛りのある喋り方は、人々に彼を侮らせることがしばしば。

しかし、彼には傲慢とも取れるプライドを裏付ける確固たる力がありました。

彼に解決できない事件はないのです。

灰色の脳細胞(little grey cells)を使い、鋭い観察力で殺人犯を追い詰めていきます。

ポワロの仲間たちの存在も彼の活躍を彩ります。

退役軍人でポワロの相棒とも呼べるヘイスティングス大尉は、お人好しで、少し鈍いところがポワロを時に苛立たせます。

ですがポワロは彼をモナミ(mon ami)=我が友と呼び、なくてはならない存在です。

ロンドン警視庁(Scotland Yard)のジャップ警部は、ポワロに手柄をさらわれるたびに歯噛みしながらも、心では彼に敬意を払い、頼りにしています。

ポワロに負けず劣らずの細かさを持つ秘書のミス・レモンは、常に完璧、その有能さで彼を見事にサポートします。

ポアロを演じるデビッド・スーシエは「最高のポワロ」として高く評価されています。

原作は古いものですが、放送開始から2013年まで、24年間の長きにわたって制作されたミステリーの女王アガサ・クリスティの代表作です。

作品の評価

ジャンルミステリー、推理
セリフの速さ4.0
セリフの量5.0
日常英会話で使える度4.0
旅行英会話で使える度3.0
ビジネス英会話で使える度2.0
笑い・ユーモア3.0
1話の長さ50分
シーズン1放送開始年1989年
製作国イギリス

『名探偵ポワロ』の発音

原作を考慮して、「古き良き」イギリス英語が多く取り入れられています。

紳士ポワロのセリフはとても丁寧なので、フォーマルな英会話力を身に付けたい方には特に役立ちます。

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『名探偵ポワロ』で学べる英単語やフレーズ

  1. trouble me
  2. Good heavens!
  3. I will get to the bottom of this matter.
  4. You have been most helpful. Thank you.
  5. Glad to be of assistance.
  6. That’s a very good question.

1) trouble me

住居兼事務所のマンションの一室で、ポワロは自分が手がけるべき事件を探していました。

最高の探偵である彼にとっては、国家を揺るがすような事件でなければ捜査の意味がありません。

相棒ヘイスティングスが読み上げる新聞には取るに足らないニュースばかり。

ポワロが求める「国家の一大事」からは程遠いものでした。

彼にとっては、そんな興味がわかない小さな事件よりも、自分のクローゼットの洋服の方がよほど気になります。

小さなシミだけれども、おしゃれなポワロにとっては一大事。

It is sufficient to trouble me.
(気になって仕方ない 。)

trouble(トラブル)といえば、普通は日本語でも使う通り「名詞」を思い浮かべると思います。

しかし「動詞」として使う場合、trouble+目的語(多くの場合が人を指す名詞・代名詞)で、「〜を悩ます」「〜を煩わす」「〜が〜にとって問題となる」となります。

ここではto+動詞の不定詞になっていますが、一般動詞として使うこともできます。

This weather troubles me.
(この天候が悩みの種なんだ。)

例えば梅雨の季節、アウトドア派の人なら、雨続きの毎日を悩ましく思うことでしょう。

なお近い意味を持ち、同様に使われる動詞にbotherがあります。

The pain in my shoulder bothers me.
(肩の痛みに悩まされるんだ。)

こちらも一緒に覚えましょう。

その他、今回のセリフの

It is sufficient to 〜
(〜するのに充分)

もよく使われる表現です。

2) Good heavens!

ポワロはヘイスティングスを伴って、失踪した料理人の勤め先を尋ねます。

そこにはもう一人の使用人アニーがいました。

ポワロはアニーに座るよう促しましす。

使用人は身分が低いので、主人や客人の前で座るのは本来許されない行為ですが、ポワロの紳士ぶりが伺えます。

そしてこの心遣いは、のちに彼自身の手助けにもなります。

ポワロがアニーに料理人イライザの失踪に関する意見を尋ねると、彼女は「奴隷商人にさらわれた」と主張します。

同席していたヘイスティングスはそれを聞いて思わず呟きます。

Good heavens!
(こりゃ驚いた。)

現代ではあまり使われることのない古めかしい言い回しです。

思いもよらない返答や、予測もしなかった出来事が起こった時に使えます。

(Oh) My God! とほぼ同様のフレーズと考えてください。

少し時代を遡ったドラマを見ると、この Good Heavens! という表現が多く使われていることに気づくでしょう。

奥ゆかしさを漂わせるフレーズです。

Godに関しては、敬虔なキリスト教徒は「神」という言葉を軽々しく口にすることもはばかられるので、Oh my! や My, my! と言ったりもします。

エピソード前半では、銀行でポワロを見かけたジャップ警部のこんなセリフがあります。

by George
(これは驚いた)

これも信じがたい心境の時に使われる古い英語表現です。

元々はBy God and Saint Georgeのフレーズで、戦闘前の宣誓の言葉「神とセントジョージに誓って」というものでした。

byがついていますが、受動態でもなく、突然ジョージが登場するので、「びっくりした」という内容だと判断ができます。

豆知識として頭の隅に入れてください。

3) I will get to the bottom of this matter.

使用人アニー、家の主人、下宿人シンプソンズの話を聞き、「実に興味深い事件だ」と俄然そそられるポワロの元に一通の手紙が届きます。

烈火のごとく激怒するポワロ。

そこには家庭内の問題に探偵を雇うことは愚行と判断した家の主人からで、依頼を取り消すと書かれていました。

同封されていたのは「相談料」の1ギニー。

ギニーとは、1800年代初頭まで使われていたイギリスの通貨です。

21シリングの価値で、1ポンドは20シリング。

当時の庶民の年収は平均50ポンドくらいなので、庶民にとって1ギニーはそこそこの金額となります。

取るに足らない「事件」を好意で引き受けたというのに、なんたる無礼。

1ギニーでこのポワロをお払い箱にしようというのか。

それならば身銭を切る。

I will get to the bottom of this matter.
(真相を確かめてやる。)

「get to the bottom of」で「事件や問題の真相を探る、突き止める」という意味のフレーズです。

隠し事をしている様子の恋人に詰問しても、恋人はあなたに何も答えません。

苛立ちながらもあなたは言うでしょう。

I will get to the bottom of this matter.

謎が謎を呼ぶ摩訶不思議な事件が発生。

それでも警察は言うでしょう。

We will get to the bottom of this matter.

4) You have been most helpful. Thank you.

ポワロはすでに、これが単なる失踪事件ではないことを本能で悟っていました。

下宿人シンプソンズの勤め先の銀行で、ポワロは情報を得るため、頭取に話を聞きます。

快くポワロの質問に答えてくれた頭取に彼は礼を述べます。

You have been most helpful. Thank you.
(参考になりました。恐縮です。)

何か頼みごとをして、お礼をいう時に、これは非常に丁寧で礼を尽くした表現です。

直訳すると「あなたは最も手助けになっています」となりますが、シチュエーションによってはお礼を込めた意訳をすることができます。

この場合はポワロが聞き込みの情報に対するお礼をしているので、その情報が参考になった、という意味で訳されています。

目上の人など、礼儀正しく接する必要がある場合、あるいは本当に心から助かったと思えるような助言などには適する言い回しです。

逆に、友達同士のカジュアルなやりとりの場合だと、少し大げさで仰々しくなりますので注意しましょう。

5) Glad to be of assistance.

ポワロのお礼に対して頭取はこう答えます。

Glad to be of assistance.
(とんでもない。)

「援助、支援ができて嬉しい」という意味です。

前者のお礼の表現は仰々しくなることがあると述べましたが、こちらはフォーマル、カジュアルのどちらでも使えます。

このセリフはI amが省略されているのですが、日常会話においてI amが省略されることは多々あります。

Thank youと言われたら、You’re welcomeが定番です。

これも丁寧な答え方なので問題はありませんが、表現を一つ増やしてみましょう。

Glad to be of assistanceを使うことによって「力になれて私も嬉しく思います」と伝えることができるので、相手に好印象を持ってもらえます。

assistance が help や service になることもありますが、全て同様の意味です。

6) That’s a very good question.

「行方不明」になっているトランクを追い、ポワロは駅に向かいます。

その行動が解せないヘイステングスは「なぜ駅になど行くのだ」とポワロに問います。

That’s a very good question.
(実にいい質問だ。)

文章だけ見ると、何の変哲もありません。

が、便利に使えるフレーズなので、ぜひ覚えましょう。

あなたに誰かが質問します。

「この赤いワンピースと、白いワンピース、どっちが似合うと思う?」

残念ながら、どちらもあまり似合っていません。

でもストレートに似合っていないとは言いにくいですよね。

そんな時に登場するのが「That’s a very good question.」です。

答えに困ってしまった時、一瞬あく気まずい間を埋めることができるのです。

その間に無難な答えを探しましょう。

あるいは、少し考える間が欲しい時に使えるフレーズでもあります。

「改めて聞かれると…」といったところでしょうか。

普段何気なく行なっていることを問われた時に、考え込む瞬間があると思います。

そんな答えに窮する場面にピッタリな表現です。

なおveryはつけてもつけなくても構いません。

こんな方におすすめの作品

  • ミステリー作品や推理作品が好きな方
  • 古き良きイギリス英語に触れたい方
  • 丁寧な英語を身につけたい方

『名探偵ポワロ』で英語学習の感想

24年間にも渡って愛されてきた作品なだけあって、ドラマなどを見る際にいつも参考にするIMDb(Internet Movie Database)でも10ポイント中8.6ポイントと高い評価を受けています。

ポワロにとって何の価値もない使用人失踪という事件は、思わぬ方向へ向かっていきます。

自惚れ屋、傲慢、尊大。

ポワロを説明する言葉は色々ありますが、その反面、紳士的かつ礼儀正しく、時にユーモア溢れる行動を見せる彼は見る者を魅了します。

イギリスに亡命してきたベルギー人のポワロにとって英語は母国語ではありません。

時に間違った英語を使うことや、少し訛りがありますが、色々な英語に慣れるためにはとても良い学習素材となります。

常に紳士的なポワロですが、追い詰めた犯人には厳しい口調となります。

そのセリフのリズムやトーンの違いも、会話に感情を込める上でとても参考になります。

ベルギーの公用語の一つであるフランス語もちらほらと出てきます。

おなじみのムッシューやマドモアゼル、ボン(Bon=Good)など、こちらはおまけポイントとして楽しんでください。

ミステリーの大半は、後半から終盤で「主人公」に謎が解ける展開ですが、ポワロの特徴としては、多くは中盤ですでに彼には謎が解け始めています。

語り口も変化するので、セリフのリズムを聞き逃さないでください。

さて、消えた料理人、その理由は?
待っている結末は?

ポワロに解けない謎はありません。

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