英語学習におすすめの海外ドラマ・洋画まとめ
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『THE WRONG MANS〜間違えられた男たち』を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

海外ドラマを観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching international TV dramas with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『ロングマンズ〜間違えられた男たち(THE WRONG MANS)』です。

ロングマンズを英語字幕で観る >

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『THE WRONG MANS』の概要

冴えない青年サム。

ガールフレンドにはフラれ、仕事も残念ながら二流以下。

そんな彼が、ひょんなことから拾った携帯電話のせいで、wrong man(間違えられた男)になってしまいます。

拾った携帯には脅迫電話が入ります。

人違いだと言い訳する暇もありません。

ただ携帯を拾っただけのサムに、誰が脅迫しているのか、誰が脅迫されているのかを知るすべはありません。

脅迫が続く謎の携帯にサムは怯えます。

そして事件を解決しようと焚きつける職場の友人フィル。

空気が読めず、空回りする彼は誰からも相手にされない青年。

そんな冴えないコンビはやがて事件に巻き込まれていきます。

『THE WRONG MANS』の評価

ジャンル コメディ、サスペンス
セリフの速さ 4.0
セリフの量 5.0
日常英会話で使える度 4.0
旅行英会話で使える度 3.0
ビジネス英会話で使える度 2.0
笑い・ユーモア 5.0
1話の長さ 30分
シーズン1放送開始年 2013年
製作国 イギリス

『THE WRONG MANS』の発音

日本では馴染みの少ないイギリス英語なのと、主人公の青年が気弱な性格という設定上、少し口ごもったセリフを多く耳にします。

聞き取り難易度としては中の上くらいですが、アクセントの癖はあまり強くないので、聴き慣れるまでに時間はかかりません。

一話が約30分と一般的なドラマよりも短めなので、リスニングにも集中しやすいです。

聞き慣れるまでは、字幕を頼りに単語を拾いましょう。

『THE WRONG MANS』で学べる英単語やフレーズ

  1. Come over
  2. Turn up
  3. Save it for Lizzie
  4. Guys
  5. This is our moment

1) Come over

目覚ましのラジオで起こされたのは、冴えない青年サム。

仕事に向かうべく身支度をしていると、昨夜のことがフラッシュバックで蘇ります。

荒れた部屋は昨夜のパーティーの名残。

別れたガールフレンド、リジーに何度も電話したことも蘇ります。

Just come over as friends.
(友達としてでいい。)

サムはリジーの留守電に「友達としてでいいからパーティーに来て欲しい」と懇願していたのでした。

come overは「立ち寄る、やって来る、会いに来る」などの意味を持つフレーズです。

もちろんcomeだけを使い、to meetをつけることで「会いに来る」となります。

しかし誰かを招く時によく使われるのですが、overをつけることで「顔を出す」というニュアンスをスッキリと出すことができます。

ちなみにcome単体の場合、必ずしも目的の場所があるわけではありません。

しかしcome overは目的の場所があり、明言されていない場合でも、「私の所(家)」を指すことが多いです。

Why don’t you come over and I’ll show you my stamp collection.
(うちに来てよ、切手のコレクションを見せるから。)

Please come over for a cup of tea.
(うちでお茶でも飲みましょう。)

Will you come over to my place tomorrow?
(明日うちに来てくれない?)

家の外に出ると、通勤用の自転車は、樹にくくっていたタイヤ一輪だけが残っていました。

なんとも散々な一日の始まり。

仕方なく雪がちらつく道を歩いて行くと、後方から走って来た車が突然目の前で横転。

救急に通報するも、そのショックでサムは情けなくも卒倒してしまいます。

一通り事情聴取され、警察が去っていった現場で、不意に携帯電話の着信音が鳴り響きます。

サムが恐る恐る電話に出てみると、それはなんと「妻を殺す」という脅迫電話でした。

2) Turn up

二日酔い、自転車盗難、目の前で起こった自動車事故、不可解な電話。

やっとの思いでサムは会社に到着しましたが、ミーティングはとっくに始まっていました。

Nice of you to turn up.
(遅刻だぞ。)

同僚がやっと現れたサムに言います。

turn upは「現れる、到着する、姿を見せる、(探し物などが)出てくる」などの意味になります。

このセリフは「遅刻だぞ」となっていますが、ミーティングに遅れ、やっと姿を現したサムに対して皮肉を込めて使われています。

The audience applauded when she turned up on the stage.
(彼女がステージに姿を見せると、観客は拍手しました。)

Many kids with ghost costume for Halloween turn up at the door.
(ハロウィンの衣装を着た子供たちが玄関にやって来ます。)

Nice of you to〜で「〜してくれて嬉しい」という表現になります。

niceの他にはsweetやkindなども使えます。

Kind of you to do this for me.
(私のためにこれをしてくれてありがとう。)

How sweet of you to say that!
(そんなこと言ってくれるなんて、本当に優しい!)

3) Save it for Lizzie.

ミーティングでは無能ぶりを露呈してしまうサム。

同僚は「元々このプロジェクトはお前には無理だったんだ」と切り捨てます。

「理由もなく遅刻を繰り返すし」とダメ押しです。

「事故を目撃した」とサムは反論し、これなら理由になるだろうと。

Save it for Lizzie.
(上司のリジーに言え。)

saveは「助ける」という意味もありますが、「セーブする(保存する)」という意味で日本語でも使われていますね。

save it for〜は、多くの場合、言い訳に対して使うフレーズで、「それを言って今(私を)煩わせずに〜のためにとっておけ」というニュアンスになります。

このセリフの場合なら「それを今私に言わずに、リジーのためにとっておけ」という内容になります。

お姉さんのお気に入りのワンピースをこっそり着てきたあなた。

素敵だと褒められ、すっかり浮かれていたところに、うっかりソースをこぼしてしまいます。

慌てふためき、言い訳をするあなたに同席の友達は言うでしょう。

Save it for your sister.
(言い訳はお姉さんにしなよ。)

強盗で捕まった犯人が取り調べを受けています。

もちろん色々と犯行に至った経緯を並べ立てますが、警察は言います。

Save it for the court.
(裁判で言うんだな。)

もちろん保存しているという意味でも使います。

この場合はsaveの目的語がitではなく、明確にされていることもあります。

Let’s save this wine for Christmas.
このワイン、クリスマスのためにとっておこうよ。

4) Guys

guyはどちらかと言えば口語ですが、主に男性を指す名詞です。

たとえば道で見知らぬ人に声をかけられましたが、どう考えても人違いです。

そんな場合「Sorry, wrong guy」と答えられます。

さて、「みんな」と声をかけるときはどんな言葉が使えるでしょうか。

教室で先生が生徒に向かって「Class」と言うことがありますが、これは学校限定の表現です。

男の子の野球部部員たちになら「Boys」、女の子のバレエ教室なら「Girls」が使えます。

では男女混合なら?

ここに出て来るのが「Guys」です。

男性たちに対しても、女性たちに対しても、男女混合でも使える便利な呼びかけです。

通常、常に複数形で使われます。

Hello, guys.
(やあ、みんな。)

訳語を当てる時は、状況によって「みんな」「ちょっと」「聞いて」など柔軟に考えてください。

5) This is our moment

サムが拾った携帯にかかってきた脅迫電話のことを知った同僚のフィルは、作戦を練ろうと俄然興奮します。

サムはただ人違いされているだけだとフィルに言い聞かせようとしますが、すっかりヒーロー気分のフィルは止まりません。

This is our moment.
(これはチャンスだ。)

実は職場ではどちらも冴えない二人。

これを機につまらない日常を変えるんだ、と。

日本語で使っているチャンスとchanceは少しニュアンスがずれることがあります。

「機会、好機」という意味で間違いありませんが、ネガティブな場面にも使われることをまずは押さえてください。

There is a chance of injury.
(怪我をする可能性があります。)

I won’t take any chances.
(危険な賭けはしない。)
*badなどがつかなくても、ネガティブな機会を指します。

例文のように、いつも絶好の機会というわけではありません。

一方、This is one’s momentは「〜の好機、晴れ舞台」などを意味します。

This is your moment. Go ahead.
(これはチャンスだ。さあ、行きなさい。)

This is her moment. Let her speech.
(これは彼女の晴れ舞台だ。彼女にスピーチさせてあげよう。)

チャンスで好機を指す場合、opportunityを使うことができます。

opportunityは基本的に好機を指します。

なぜmenではなくmans?

ドラマタイトルを見て「manの複数形はmenでしょ?」と思われた方も多いはず。

そうです、英語的には間違っています。

このドラマは「男性」を指しているのではなく、「男の人一人一人」を指しているので、あえてmanにsがつけられています。

『THE WRONG MANS』はこんな方におすすめの作品

  • コメディが好きな方
  • サクッとドラマを視聴したい方
  • ハラハラドキドキ系が好きな方

『THE WRONG MANS』で英語学習の感想

30分のコメディードラマなので、テンポも良く、あっという間に視聴できます。

そこにサスペンスの要素が加わっているので、ストーリー展開が楽しめる作りになっています。

コメディにはセリフで笑わせる系統と、内容で笑わせる系統がありますが、この作品は後者です。

「これじゃあまるでサザエさんだ」というような、その国だけで分かる例えもあまりないので、細かいところにつまずくこともありません。

脅迫されているのは誰なのか?
犯人は誰なのか?

気の弱い冴えないサムと、ちょっと暴走しがちなフィル。

二人は果たして無事でいられるのでしょうか。

『THE WRONG MANS』が観れる動画配信サービス

『ロングマンズ〜間違えられた男たち(THE WRONG MANS)』はHuluで配信されています(最新の配信状況は公式サイトでご確認ください)

Huluは「定額制」&「全動画が見放題」になる動画配信サービスです。

英語字幕吹替の切り替えができ、2週間無料トライアルでも観ることができますので、コメディやイギリス英語が好きな方は視聴してみてはいかがでしょうか。

海外ドラマを楽しみながら英語学習もできて、おすすめです!

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