英語学習におすすめの海外ドラマ・洋画まとめ
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プリズンブレイク(Prison Break)を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

海外ドラマを観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching international TV dramas with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『プリズンブレイク(Prison Break)』です。

プリズン・ブレイクを英語音声で観る >

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『プリズンブレイク』の概要

副大統領の兄弟殺しという世間を騒がせた殺人事件で濡れ衣を着せられ、死刑囚となった放蕩者のリンカーン・バローズ。

兄リンカーンの無実を確信したマイケル・スコフィールドは、自ら銀行強盗を犯し、兄が収監されているフォックスリバー州立刑務所に入所します。

建築技師として刑務所の設計に携わったマイケルは、兄を救出すべく鉄壁の監獄から脱獄する緻密な計画を企てていきます。

話はどんどんと展開していき、シーズン6が2018年1月から放送されています。

『プリズンブレイク』の評価

ジャンル サスペンス、ヒューマンドラマ、アクション
セリフの速さ 5.0
セリフの量 3.0
日常英会話で使える度 5.0
旅行英会話で使える度 5.0
ビジネス英会話で使える度 3.0
笑い・ユーモア 2.0
1話の長さ 44分
シーズン1の放送開始年 2005年
製作国 アメリカ

『プリズンブレイク』の発音

きれいなアメリカ英語で、標準的な発音なので、聞き取りやすいですし、日常生活でも使える単語や表現が多いです。

ただ法律関係の言葉は馴染みがないと、聞き取りにくいかもしれません。

『プリズンブレイク』で学べる英単語やフレーズ

I choose to have faith, because without that, I have nothing… It’s the only thing that’s keeping me going.

信念を持つことを俺は選ぶ、なぜならそれがないと俺には何もない…それだけが俺を支えている。

faithは「信頼、信念、確信、信仰」という意味です。

Faith without works is dead.
(行動を伴わない信念は死んだ信念です。)
(信念があるのなら、行動をしなければいけない。)

It’s the only thing that’s keeping me going.

この文章は関係代名詞 thatを含むものです。

関係代名詞とは前後の文をつなげて、関係代名詞の前にある名詞を修飾するものです。

今回のセリフであれば、that以下のis keeping me goingが、その前のthe only thingを修飾しています。

keep someone goingの意味を直訳すると「誰かが進み続けるのを保つ」となりますが、何だかピンとこない訳です。

そこでメリアム−ウェブスター辞書(merriam-webster dictionary)で調べてみると、

to make (someone) able to continue doing something at a difficult time
(困難な時に誰かに何かをし続けさせる)

つまり「何かをし続ける支えとなる」という意味が載っています。

例えば以下のように使います。

Their grandson is the only thing keeping them going.
(彼らの孫が彼らの唯一の支えです。)

この場合のkeeping them goingはthe only thingを修飾する形容詞の役割をしています。

直訳すると「彼らを支えている唯一のものは、彼らの孫です」となります。

プリズン・ブレイクのセリフと同様に

Their grandson is the only thing that is keeping them going.

と書き換えることもできます。

また追加で覚えたいのが 「keep doing」または「keep on doing」です。

個人的な経験からではkeep on doingの方がよく耳にする印象を受けますが、どちらも「〜し続ける」という意味です。

ちなみに keep doing と keep on doing の違いを調べてみたところ、意味的な違いは微妙なもので、「keep on doingの方が、前置詞onが入っている分、より頑固な印象を受ける。」とありました。

どちらも覚えておけば便利です。

例文としては

This can take several hours but, meanwhile, they keep on talking and drinking beers.
(これは数時間かかるかもしれないが、それと同時に、彼らは話をし続けビールを飲み続ける。)

keep someone going 同様に、keep (on) doing も日常英会話のあらゆる場面で使える表現です。

Keep your friends close, your enemies closer…

友達は近くにいるようにしろ、でも敵はもっと近くにいるようにしろ

Keep+人や物+形容詞
(人や物を形容詞の状態で保つ)

例えばこんな風にも使えます。

Luckily I brought what I needed to keep me warm!
(幸運にも自分が暖かくいられるように必要なものを持って来ました!)

enemyは「敵」という意味です。

The enemy of my enemy is my friend.
(敵の敵は友達。)

これは古いことわざですが、共通の敵を倒すために協力し合うことを意味します。

closerはcloseの比較級です。

形容詞+erで「より〜な、もっと〜な」となります。

たとえば higher education institutions を文字通りに訳せば「より高度な教育施設」という意味になりますが、高校卒業後の教育、つまり大学など「短大以上の教育」を指します。

セリフに話を戻しますと、Keep your friends close, your enemies closer…はマフィアの幹部で投獄されているジョン・アブルッチの言葉です。

さすがマフィアだけあって、「ゴッドファーザー2」からの決め台詞です。

意味は「友達は近くにいるようにしなさい 、何かあった時には頼れるように。敵はもっと近くにいるようにしなさい、敵が何をしているのか監視できるように。」です。

I’m not asking you to love me. I already screwed up that chance a long time ago. I’m asking you to love yourself.

俺はお前に俺を愛してくれって頼んでいるわけじゃない。ずっと前にそのチャンスはすでに台無しにした。俺はお前自身を愛せってお願いしてるんだよ。

ask someone to do
(誰かに何をするように頼む)

例えばこんな風にも使えます。

I asked him to prove it.
(彼にそれを証明するよう頼みました。)

この構文はドラマでも様々な場面で登場しますし、日常英会話でもよく使います。

screw up
(台無しにする、大失敗する)

カジュアルな場面で使われる言葉で、同義語としては

  • bungle「~をやり損なう」
  • botch「~をやり損なう」
  • mess up「大失敗をする」

などがあります。

Get out. Haven’t you screwed things up enough already?
(出てけ。もう十分いろんなことをメチャメチャにしなかったか?)

フォーマルな場面で使われるのは

  • be unsuccessful「不成功な」
  • fail to do「何かをすることに失敗する」

を使うことが多いです。

『プリズンブレイク』はこんな方におすすめの作品

  • サスペンス映画やアクション映画が好きな方
  • 日常生活で使われるアメリカ英語に耳を慣らしたい方
  • アメリカの刑務所生活がどんな感じなのか知ってみたい方

『プリズンブレイク』で英語学習の感想

『プリズンブレイク』は日本でも有名になった大人気ドラマ。

元々シーズン7まで製作予定だったのですが、人気が落ちてしまったため2009年シーズン4で制作が打ち切りとなりました。

しかし2017年に制作が再開し、シーズン6が2018年1月から放送されています。

『プリズンブレイク』は謎が謎を呼ぶ的な感じで作られており、話がどんどんと展開していきます。

もちろんストーリー的にも作品の作り自体もしっかりしたもので、ドラマなどを見る際にいつも参考にするIMDb(Internet Movie Database)でも10ポイント中8.4ポイントと高い評価を受けています。

刑務所が舞台なため、くだけ過ぎた英語ばかりかと思いきや、そんなことはありません。

しっかりとした英語を話しており、日常生活で使える表現ばかりなので、英語学習にもおすすめです

ストーリーがしっかりしていて飽きない展開なので、英語の勉強をしていることを忘れて、作品にのめり込むこと請け合いです。

「どうしてもコレを英語で直接理解したい!理解できるようになってやる!」的なburning desire(燃えたぎるような欲望)を感じるようになる人も少なくないはず。

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