英語学習におすすめの海外ドラマ・洋画まとめ
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デッドプール(Deadpool)を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

洋画を観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching foreign movies with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『デッドプール(Deadpool)』です。

デッドプールを英語音声で観る >

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『デッドプール』の概要

ライアン・レイノルズ演じるウェイド・ウィルソンは、娼婦であるヴァネッサと出会い、猛烈な恋に落ちます。

しかし同棲を始めすべて順調に進んでいると思われた矢先、癌と宣告されます。

いつものバーに飲みに行った際、「癌を治す治療がある」と見知らぬ男に勧誘され、ウェイドはヴァネッサには何も告げず治療に参加します。

しかしこの治療は、ミュータントであるフランシスのDNAを注射するという人体実験だったのです。

ウェイドも圧倒的なパワーと自己治癒力を獲得しましたが、その副作用として全身の皮膚が赤くただれてしまいます。

研究所を脱走することに成功しますが、醜い姿をヴァネッサが嫌うとウェイドは考え、彼女には連絡しません。

その醜い姿を元に戻し、愛する女性と再会するために、自作のコスチュームで「デッドプール」となり、研究所関係者との戦いを繰り広げていきます。

『デッドプール(Deadpool)』は「アベンジャーズ」や「マイティ・ソー」などのヒット作品を次々に放っているマーベル・スタジオの作品で、ライバルであるDCコミックスとはひと味違っています。

DCは正統派のスーパーヒーローを描く傍ら、マーベルはジョークやユーモアをふんだんに盛り込み、ただのスーパーヒーロー映画ではない、やや辛口な作りとなっています。

2018年6月には『デッドプール2』も封切られたので、新作も見逃せません。

『デッドプール』の評価

ジャンルスーパーヒーロー・コメディ映画
セリフの速さ4.0
セリフの量5.0
日常英会話で使える度3.0
旅行英会話で使える度3.0
ビジネス英会話で使える度1.0
笑い・ユーモア5.0
作品の長さ108分
公開年2016年
製作国アメリカ

『デッドプール』の発音と速さ

アメリカ英語で聞き取りやすいのですが、スラングが多いので、アメリカ文化の知識もないと理解がやや難しいかもしれません。

速さは通常のアメリカでの会話速度なので、英語学習者には最適と言えます。

英語学習教材の音声と比較すると早く感じるかもしれませんが、この速さが普通なので、慣れていかなければいけません。

『デッドプール』で学べる英単語やフレーズ

いつでもどこでもふざけているのがデッドプール。

くだけすぎた表現や下ネタも出てくるので、そのまま使用すると顰蹙を買うこともあります。

今回はそんなデッドプールのセリフの中でも、クスッと笑えるアメリカンジョーク的なセリフを3つ紹介します。

He got Ajax from the dish soap!

奴はアジャックス(って名前)を食器用洗剤から取ったんだ!

dish soapは「食器用洗剤」という意味で、「アジャックス」はアメリカの家庭では一般的な洗剤です。

日本で言うと、昔のママレモンでしょうか。

アメリカの生活雑貨を知っている方なら、このセリフに笑えるはずです。

Okay, let’s pro/con this superhero thing, pro – They pull down a gaggle of ass, local dry cleaning discounts, lucrative film deals both origin stories and larger ensemble team movies, con – they’re lame-ass teacher’s pets

オッケー、このスーパーヒーローって奴の良い点と悪い点を考えてみよう。良い点ー悪い奴らをやっつける、地区のドライクリーニングの割引、オリジナル・ストーリーとしても、他のスーパーヒーローと組んでチームとしても儲かる映画の話。悪い点ーあいつらは胸糞の悪い先生のお気に入りだ

pro/conとは=pros and cons of (〜の利点と欠点)という意味で、ビジネス英語には欠かせない熟語です。

たとえば

pros and cons of setting up their own firm
(彼ら自身の会社を設立する利点と欠点)

しかし劇中では動詞として使われています。

gaggleは「集団」という意味ですが、特にその集団が騒がしい時に使われる言葉です。

たとえば

a gaggle of journalists
(ジャーナリストの集団)

という訳になりますが、ここには「騒がしい」と意味を含んでいます。

pull downは元々「引き下ろす」という意味ですが、「意図的に破壊する」という意味もあります。

たとえば

A small crowd attempted to pull down a statue.
(小さな集団がある像を破壊しようと試みました。)

lucrativeは形容詞で「儲かる」という意味で、他の形容詞に置き換えればprofitableになります。

日常会話にもよく出てくる単語で、たとえば

What is the most lucrative work you have done?
(今まであなたがやった仕事で最も儲かったのは何ですか?)

ensembleはアンサンブルとカタカナ日本語でもよく聞きます。

服で使われる場合には「一緒に着ることでお互いを引き立て合う服のセット」

音楽で使われる場合には演奏者や役者、歌手など集合体として「演奏する団体」

を指します。

セリフでは個々としてではなく、全体として何かを一緒に行う「集合体」という意味です。

lame-assは「軟弱な、胸くそが悪い、うんざりさせる」という意味ですが、あまりいい言葉ではありませんので注意が必要です。

I’m tired of this lame-ass job.
(この胸糞の悪い仕事にはうんざりだ)

teacher’s petはよく出てくる表現で「先生のお気に入り」と軽蔑を込めて言われます。

もしも誰かがteacher’s petと呼ばれたなら、その人は「先生にゴマをすり、その見返りとして成績を上げてもらうことを期待している」という考え方が根底にあります。

I hate that girl, she is such a teacher’s pet.
(あの女の子嫌い、本当に先生のお気に入りだよ。)

You’re still here? It’s over. Go home! Oh, you’re expecting a teaser for Deadpool 2. Well, we don’t have that kind of money. What are you expecting? Sam Jackson showing up in an eyepatch and a saucy little leather number? Go!

まだそこにいるの?家に帰れよ!ああ、デッドプール2のティーザーを待ってる?俺達にはそんな金はないよ。何を期待してる?アイパッチをしてセクシーな革のハイヒールを履いたサム・ジャクソン(マーベルのキャラクター ニック・フューリー)か?行けよ!

saucy は「セクシーな」、little numbersは「かかとがものすごく高いハイヒール」という意味です。

これはエンドクレジットが終わった後に言われるセリフで、デッドプールはガウン姿で登場します。

ファンとしては最後に絶対何かやらかしてくれると思いワクワクして見ているのですが、そのファンの心をよく読んでいるセリフです。

やっぱりオチをつけてくれています。

『デッドプール』はこんな方におすすめの作品

  • マーベル・コミックスのファンの方
  • スーパーヒーローが好きな方
  • ジョークや辛口ギャクが好きな方

『デッドプール』で英語学習の感想

デッドプールは大ヒット映画であり、興行収入は3億6,307万709ドルと言われています。

もちろんストーリー的にも映画の作り自体もしっかりしたもので、誰が見ても楽しる作品です。

映画を見る際にいつも参考にするIMD(Internet Movie Database)でも10ポイント中8ポイントと高い評価を受けています。

デッドプールからは、もちろん役に立つ英語のフレーズも沢山学べますが、特にジョークと辛口コメントのgold mine(宝の山)と言っても過言ではありません。

またセリフの背景にある、他の映画やスーパーヒーロー、アメリカ文化なども学習者には魅力的です。

しかしこの映画を見た後に感じるのは、「スーパーヒーローってこんなにゆるくていいの?」だと思います。

従来のスーパーヒーロー像はスーパーマンに代表される「清く正しく美しく」だったのですが、デッドプールのように適当なスーパーヒーローも存在するのです。

英語学習もこの映画と同じです。

あまり肩に力を入れずに、楽しみながら英語を学ぶことが、最終的にはあなたの力になります。

「英語が好き」「英語が話せるようになりたい」という気持ちを大切にして、楽しみながら洋画を英語学習に活用してください。

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