英語学習におすすめの海外ドラマ・洋画まとめ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(Pirates of the Caribbean)を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

洋画を観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching foreign movies with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(Pirates of the Caribbean: Dead Man’s Chest)』です。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の概要

大人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第2作目。

愛船ブラックパール号を取り戻した、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウが、13年前に交わした「血の契約」を巡る戦いに巻き込まれます。

ブラックパール号の船長となる代わりに、13年経ったらデイヴィ・ジョーンズの幽霊船である、フライング・ダッチマン号の船員として働き続けなければならないという契約です。

一方で、結婚式を目前に控えたウィルとエリザベスは、ジャック・スパロウを助けた罪で逮捕されてしまいます。

ジャックの持つ「北を指さないコンパス」を手に入れることができれば解放すると言われたため、再びジャック・スパロウと関わることになります。

前作に続き、海賊や海の巨大生物と戦う壮大なファンタジー作品です。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の評価

ジャンルファンタジー
セリフの速さ4.0
セリフの量4.0
日常英会話で使える度3.0
旅行英会話で使える度3.0
ビジネス英会話で使える度3.5
笑い・ユーモア5.0
作品の長さ150分
公開年2006年
製作国アメリカ

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の発音

前作同様、基本的にイギリス英語が中心となりますが、特にジャック・スパロウなど、海賊は非常に訛りのある特徴的な英語を話します。

ただ、私たちが洋画や海外ドラマでよく耳にするアメリカ英語は「t」に特徴的な発音があったりと、聞き取りが難しい部分があります。

一方、本作に出てくるイギリス英語は、比較的スペル通りにしっかりと発音してくれる単語も多いので、そういった意味で聞き取りやすいセリフも多いです。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で学べる英単語やフレーズ

1. Aye, the ram too!

巨大な怪物クラーケンと戦うため、爆弾を用意する船の乗組員達。ラム酒もその材料に使います。

ラム酒を愛する乗組員は最初躊躇しますが、皆を助けるため、最後には「Aye, the ram too!」つまり「いいよ、ラム酒も使え!」と許可を出します。

Aye(アイと発音)は賛成、Nay(ネイと発音)は反対を表明します。AyeではなくYea(イエィ)が使われることもあります。

これは提案に対して口頭で票決を取る場合に議長が使う表現なのですが、国際会議でこのような表現を聞くことがあります。イギリス議会の映像でも耳にします。

Aye, aye, sir!
(はい、承知しました。)

「アイアイサー!」という表現は『パイレーツ・オブ・カリビアン』に限らず、さまざまな海賊物や航海のシーンで耳にしますよね。

I think the Ayes have it.
(賛成多数のようですね。)

口頭で票決を取ったあと、Ayeという声のほうが多いときに使われるフレーズです。

2. Oh bugger!

怒っている時や何処かに手をぶつけた時などに、「ちくしょう!」という意味で「Bugger!」と言います。

ジャック・スパロウが作中で何度も使う言葉ですが、実際にイギリスでよく使われる言葉です。

Bugger! I stubbed my finger on the door.
(ちくしょう!ドアに指をぶつけちゃったよ。)

「bugger off」は「どこかに行け」という意味で使います。

Bugger off and leave me alone.
(行けよ。1人にさせてくれ。)

Bugger off!
(うせろ!)

名詞にすると「少し面倒なこと」「嫌なこと」を表すことができます。

You want me to fix your computer? This is going to be a bugger of a job.
(パソコンを直して欲しいの? これは大変な作業だね。)

また「〜な奴」という意味にもなり、仲の良い友人について話す際に使うことができます。

Jim is a silly bugger, isn’t he!
(ジムは面白い奴だよね!)

いずれにせよ、非常に砕けたスラング的な使い方になりますが、映画を見るのに知っておいて損はない言葉です。

3. Foul breath.

怪物クラーケンのことを語る船の乗組員の言葉で、船の真下に怪物がいるため、「ひどい臭いがする」と震えながらウィルに伝えます。

「foul」はサッカーなどのスポーツでよく耳にする「ファール(反則)」という意味で知られていますが、「悪臭がする」「臭い」「悪い」といった意味もあるのが面白いポイントです。

「foul breath」は「臭い息」、「foul weather」は「悪天候」という意味になります。

The foul weather forced them to cancel the yacht race.
(悪天候のため彼らはヨットレースをキャンセルせざるを得なかった。)

一方で、「逆の」という意味にもなります。

A foul wind
(逆風、向かい風)

この表現は動詞としても使えるのが面白いですね。

Cigarette smoke fouls the air in a room.
(タバコの煙は部屋の空気を汚す。)

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』のトリビア

最後に、フライング・ダッチマン号のキャプテンであるデイヴィ・ジョーンズ(Davy Jones)ですが、彼の名前は「海の悪魔」を意味し、「海底」を意味することもあるのだそう。

「Davy Jones’s locker」も同じように「海底」「海の墓場」を表す慣用句で、以下のような例文でも使われます。

A captain sometimes goes to Davy Jones’s locker with his ship.
(時に船長は船と運命を共にするものだ。)

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』はこんな方におすすめの作品

  • ファンタジー作品が好きな方
  • 海賊ものに興味がある方
  • ジョニー・デップが好きな方

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で英語学習の感想

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』は1作目同様、海賊独特の表現や、船や航海で特徴的に使われる英語が多いのが印象的です。

登場人物も多く、中身も濃いので、楽しみながら何度も繰り返し観て、英語を勉強するのがおすすめです。

少し難しい部分もありますが、『パイレーツ・オブ・カリビアン」はシリーズ物なので、1作目から最終作まで続けて何度も続けて観ているうちに、ジャック・スパロウの独特の言い回しや、海賊達の訛りに慣れ、自信がついてきます。

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