英語学習におすすめの海外ドラマ・洋画まとめ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(Pirates of the Caribbean: At World’s End)を英語字幕で観ながら英語学習!名言やスラングを学ぼう

洋画を観ながらの英語学習は、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

Watching foreign movies with English subtitles is an excellent way to improve your English.

今回おすすめする作品は『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(Pirates of the Caribbean: At World’s End)』です。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の概要

大人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第3作目。

世界の海から海賊を駆逐しようと企む東インド会社のベケットが、ジャックの宿敵デイヴィ・ジョーンズと結託します。

ベケットとデイヴィ・ジョーンズに挑むため、ジャック含む9人の伝説の海賊が集まります。

前作からのお馴染みキャラクターであるエリザベスとウィルの関係性やデイヴィ・ジョーンズの過去など、今作も見どころが沢山あります。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の評価

ジャンルファンタジー
セリフの速さ4.5
セリフの量4.0
日常英会話で使える度3.0
旅行英会話で使える度3.5
ビジネス英会話で使える度3.5
笑い・ユーモア5.0
作品の長さ169分
公開年2007年
製作国アメリカ

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の発音

基本的にイギリス英語が中心となりますが、特にジャック・スパロウなど、海賊は非常に訛りのある特徴的な英語を話します。

ただ、私たちが洋画や海外ドラマでよく耳にするアメリカ英語にも「アメリカンT」など特徴的な発音があったりと、聞き取りに難しいところがあります。

一方、本作に出てくるイギリス英語は比較的スペル通りにしっかりと発音してくれる単語も多いので、そういった意味で分かりやすいセリフも多いです。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で学べる英単語やフレーズ

1. Where does your allegiance lie?

船長ジャック・スパロウは、デイヴィ・ジョーンズの墓場(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)に送られていました。

ティア・ダルマと「女神カリプソの解放」を契約して復活したヘクター・バルボッサ率いる、エリザベス、ウィル・ターナーらの一行は、選ばれし9人の「伝説の海賊長」の1人サオ・フェンから「世界の果てへの地図」を入手し、ジャックを救出しに行きます。

世界の果てにあるデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーに漂着すると、ティア・ダルマの助けでブラックパールに乗って現れたジャックと再会。

今度はみんなで世界の果てにあるデイヴィ・ジョーンズ・ロッカーから脱出しなければなりません。

そこで船の乗組員になるのかどうか確かめるに「お前の忠誠はどこにある?」と聞くシーンです。

つまり「allegiance」は「忠誠」という意味です。

The immigrants pledged their allegiance to the country which accepted them.
(移住者たちは受け入れ国に対する忠誠を誓った。)

忠誠という意味だと、英語では「loyalty」をよく耳にし、「ロイヤリティ」という言葉は日本語でもよく目にします。

マーケティング分野でよく用いられており、顧客や消費者からの特定のブランドに対する信頼や共感をブランドロイヤリティと呼びますよね。

例えば「自動車に乗るならトヨタの車がいい」「スキンケアは資生堂しか使わない」など、ブランドに限らず、企業全体への信頼やイメージを言う時に顧客ロイヤリティと言います。

このように「loyalty」は「忠誠、忠義、忠実、誠実、愛情、愛着」などを意味する言葉です。

一方、冒頭のスペルがLからRに変わった「royalty」とは、特許権や商標権、著作権に支払われる「使用料」のこと。

フランチャイズチェーンの加盟店は、本部に対して看板、商標、経営ノウハウを利用するためロイヤリティを支払う、というように使われます。

2. Parley!

世界中の海賊が団結して、ベケット卿率いる敵と戦いを挑むシーン。

ここでジャック・スパロウが、 「Parley!」、つまり「まずは戦う前に交渉だ!」と言っています。

海賊用語で「交渉」という意味ですが、現在の英語でも「(和平)交渉」という意味で使われています。

海賊の掟により、パーレイ=交渉を申し出た者には、船長と交渉する権利が与えられ、それを船長が拒むことはできません。

また、申し出た者には礼節をもって対応し、交渉が終わるまでは手出しできないことになっています。

パイレーツオブカリビアンを観る上では必須の英単語といえます。

The enemy asked for an armistice during the parley.
(敵は談判中休戦を請うた。)

Both armies suspended hostilities during the parley.
(両軍は談判中軍事行動を休止した。)

3. The world is well off

「well off」は「上手くいっていて、順境にあって」という意味で使用されています。

デイビッド・ジョーンズが「カリプソはいない方が世界はうまくいっている」と述べるシーンです。

You don’t know when you’re well off.
(人は上手くいっている時は気づかないものだ。/君は適度というものを知らない人だ。)

We don’t know when we are well-off.
(順調である時はそれに気づかないものだ。)

ちなみに「裕福だ」という意味でも使うことができます。

同じ意味を持つ「rich」に比べて、「豊かな生活をしていて満足な状態にある」「生活するにあたって不自由がない」というニュアンスがあります。

Her family is quite well off actually.
(実は彼女の家族はとても裕福なのよ。)

Germany is one of the well-off countries.
(ドイツは裕福な国の一つです。)

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』はこんな方におすすめの作品

  • ファンタジー作品が好きな方
  • イギリス英語に興味がある方
  • 海賊の世界に興味がある方

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』で英語学習の感想

やはり『パイレーツ・オブ・カリビアン』は難解な表現が多く、特に海賊特有の単語等を知っていないと、ついていけない部分があります。

ただ、今回紹介した 「parley!」という言葉など、特定の言葉をストックしつつ、映画のあらすじや、背景を知った上で鑑賞すれば問題なく理解できますし、楽しく英語学習をすることができます。

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